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顧客との関係強化を目的とした「クリモトコンポジット」ブランドサイト構築
株式会社栗本鐵工所

credit

ローンチ日
2018年1月9日
制作期間
3カ月
弊社担当
藤永純一郎(チーフディレクター) 斉藤孝宏(ディレクター)
URL
https://www.kurimoto.co.jp/composite/

problem - 課題

新事業立ち上げに伴う、製品ブランドサイトをゼロから構築

栗本鐵工所様は、上水道用鉄管やバルブ等のパイプシステム事業、産業機械・プラントを含む機械システム事業、そして建材・化成品関係の産業建設資材事業など社会インフラや産業基盤に関する事業を広く展開されています。それら従来の技術を生かして、新たにCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を主軸としたコンポジット事業に着手、本格的な技術開発がスタートしました。

それに伴い、栗本鐵工所本体サイトとは別で、コンポジットに特化した独自サイトを新たに構築する事となり、複数の会社からの提案をコンペ形式で選定し、実際に“作るだけじゃない”という体制と企画力が評価され、アリウープを選んでいただきました。

新規立ち上げにあたり、求められている要件は大きく以下の2点でした。
1)コンポジット材料に関心を持つ企業との関係強化
2)CFRPが持つ先進性を体現したクリエイティブとブランドイメージの定着

approach - 提案

コンバージョンを意識した導線設計と、既成概念の枠を超えるクリエイティブを両立

専門性の高い商材という事で、まずは弊社がコンポジットに関するビジネスを理解する必要があり、チームリーダーの方に現在の営業方法を確認したり、主力製品であるCFRPの特長や今後の展望について、打ち合わせを重ねました。これらのインプットを元に、「マーケティング面での課題抽出」と「年間を通した獲得成果のシミュレーション」を実施、新規サイトにおける要件を整理し、課題に対して以下のように対策しました。

1)見込み客との関係強化
ターゲットとなる顧客の理解度、業種などに応じて、レベル感の異なる情報を掲載。どのページからも問い合わせやメルマガ登録が出来るようにする事で、様々な顧客とコミュニケーションできるサイトを目指しました。

2)ブランドイメージの定着
デザイン面では競合他社はもとより、あえて栗本鐵工所本体サイトとも差別化を図るため、高級感や未来感を意識した「ワクワクするようなクリエイティブ」に留意しました。サイト全体のトーン&マナー、写真の選定など細部にもこだわり、同時にユーザビティが損なわれないように細心の注意を払いました。

result - 効果

洗練されたイメージと効果的な導線設計で、お客様の事業に貢献するWebサイトを実現

今回のご依頼は、単にWebサイトを作るというより、「マーケティング施策を強化していきたい」という所からのスタートだったため、お客様を待つのではなく、お客様をしっかり掴んでいくというクリモト様の攻めの姿勢が色濃く反映されたWebサイトとなりました。

製品ページでは、情報量を最適化し、洗練されたグラフィックを用いて解説する事で、短時間で製品理解を深めてもらえるだけでなく、クリモトコンポジットのブランドイメージに寄与するコンテンツとなりました。さらにユーザーの行動を想定した導線設計を行う事で、Webサイト経由のお問い合わせをきっかけに、既に多数の商談が生まれているとお聞きしています。

また、ご担当者様からは、「顧客がどういったものを作り上げたいか、本質的に理解してくれる会社」と高い評価をいただきました。

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