大阪を中心とした関西エリアで、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを運営している、ALSOKジョイライフ様。各施設への入居者の獲得や、介護&看護スタッフの採用といった課題に対してWebサイトを有効活用したいという思いから、サイトリニューアルを検討されていました。
複数の制作会社とのコンペの結果、提案内容を評価いただき弊社をパートナーとして選定。約9ヶ月間におよぶリニューアルプロジェクトがスタートしました。
(キャプチャはリニューアル前のサイトで、旧社名です)
リニューアルを進めるにあたり、まずは実際の施設を見学するところから始めました。設備や職員の方、入居者の方の様子を直接拝見し、ターゲット像を具体的にイメージすることで、以下の検討をスムーズに進めることが可能となりました。
ALSOKジョイライフ様の運営施設は、お元気な方から常時介護が必要な方まで入居できるため、ターゲットとなるご検討者様も一括りにはしづらい背景があります。また、ご入居者様がご高齢の場合は、40歳〜50歳代のご子息が施設選びの中心になることも多いため、多様なユーザーのペルソナを明確にし、それぞれに異なるシナリオを検討する必要がありました。
これらの改善は、サイトリニューアル直後から明確な効果として表れました。
リニューアル前と較べて、サイトの平均滞在時間や閲覧ページビュー数が30%ほど増加し、トップページの直帰率も、一般的なWebサイトはおよそ40%台と言われていますが、約20%まで低下。とくにスマートフォンからの閲覧時の数値が際立って改善されており、最初の情報収集段階でユーザーを取りこぼすことなく、興味喚起に繋げることに成功しています。
また、”実際の入居者の様子”や”求人募集”など、頻繁な更新が求められる箇所にはCMS(NOREN)を導入したため、タイムリーに情報発信でき、ユーザーとの接触回数も増加。「リニューアル前に比べて担当者の意識も高くなり、必要な時にすぐ情報更新できるようになった」との声も頂戴しています。
※キャプチャは旧社名です