2014.09.09
関西電力コーポレートサイトのリニューアルプロジェクトは、電力小売りの完全自由化を約1年後に控えた2015年4月にスタートしました。
リニューアルの方向性を模索する過程において、関西電力になじみがない関西圏以外にお住まいの方に対しても「関西電力とはどんな会社なのか」を知ってもらう必要性から、新たなコンテンツ制作の検討がスタートしました。
関西電力コーポレートサイトのリニューアルプロジェクトは、電力小売りの完全自由化を約1年後に控えた2015年4月にスタートしました。
リニューアルの方向性を模索する過程において、関西電力になじみがない関西圏以外にお住まいの方に対しても「関西電力とはどんな会社なのか」を知ってもらう必要性から、新たなコンテンツ制作の検討がスタートしました。
「関西電力とはどんな会社なのかを伝えるために」
このテーマを達成するためにリサーチと協議を重ね、以下の2点を訴求する方向でコンテンツの方向性を定めました。
1)他の電力会社との違いや差別化ポイントの訴求
2)電力分野にとどまらない事業や取り組みの訴求
コンテンツの見せ方については、幅広い層のユーザーに親しみを持って閲覧してもらうため、柔らかく安心感のあるテイストのデザインを採用しつつ、レスポンシブ表示にてスマートデバイスからの閲覧にも最適化。
また、画面設計においては、多くの訴求項目をテンポよく短い時間で閲覧してもらうため、1画面完結型のスライドショー形式を採用しました。個別のスライドでは、強調したいポイントを直感的に理解してもらうため、アニメーションによる演出も行っています。
コンテンツ公開後のアクセス解析では、評価測定指標の一つとして平均ページ滞在時間をチェック。「コンテンツの閲覧時間が長い=関西電力への理解促進が進んでいる」と考えて、ユーザーの閲覧傾向を解析しました。
効果測定の結果、とくに効果が顕著に出たのはスマートデバイスからの閲覧で、サイト平均の滞在時間と比較して約2.1倍の滞在時間を達成。企画段階からマルチデバイスでの閲覧を想定して設計した点が、数値にもしっかりと表れる結果となりました。