1964年の創業以来、光の技術を駆使した製品を一貫して開発し、「エレクトロニクス」「映像」「メディカル・ライフサイエンス」を中心に、数多くの世界シェアNo.1製品を生み出しているウシオ電機様。
その中でも、ガラスやフィルム、レンズなどの検査に使用する”検査照明用光源ユニット製品”は高い製品力がありながらも、既存サイト内では個々のスペックや検査方式の違いなど掲載情報が複雑化しており、他シリーズとの違いを効果的に訴求できておらず、お問い合わせへのスムーズな誘導も確保できていませんでした。
今回新たに特設サイトを開設し、「サイトをみれば一目で製品シリーズの違いがわかるようにしたい」というお声がありました。
さらに、ご要望をお伺いした時点で、タイトなスケジュールであったため、時間的な制約がある中でプロジェクトを進行する必要がありました。
大きな課題となっていた製品ページは、掲載情報の精査と、特長や強みを明確に訴求して製品への理解を促すことが重要と考えました。
そこで、最初に目に留まるメインビジュアルは、当初予定していたサイズではなく、可能な限り大きく写真を配置するレイアウトに変更し、デザイン面も、写真や図表が引き立つよう極力シンプルにしました。さらに、他ページへの導線を設け、回遊性を意識した使いやすいサイトになるように設計。
お問合せへの導線は先方と検討を重ね、ユーザーが迷わないよう、一番目立つグローバルメニューに配置することで、すぐにアクセス可能にしました。
また、ワイヤーフレーム(ページ構成)の段階から、密なコミュニケーションをはかり、1つ1つの工程の精度を高めて手戻りを少なくしたり、サイトに掲載する多くの写真素材をしっかりとリスト管理することで、限られたスケジュールの中でもスムーズに進行するよう心がけました。
製品ページは、大胆に打ち出したメインビジュアルと、「特長」箇所を際立たせ、短時間で製品の魅力を把握できるようなページ設計を心掛けた結果、製品理解をさらに深めてもらえるコンテンツとなりました。
お問い合わせについても、グローバルナビに配置したことで、導線の強化も図ることができ、ユーザー行動を意識した、回遊性の高いサイトになりました。
ご担当者様からは、タイトなスケジュールにも関わらず、スムーズな制作進行と質の高いコンテンツやデザイン面についても、大変満足していると高い評価をいただくことができました。
今後は、アクセス解析や導線分析を実施することで、さらに潜在的な課題を明確にし、改善を行っていきます。