観光地として年間100万人が訪れる黒部ダムは、関西電力が建設し、維持管理しています。
黒部ダムの公式サイトでは、観光情報やアクセス方法から、黒部ダムのライブカメラまで、黒部ダムに関する情報を発信していますが、リニューアル前のサイトは課題が多岐にわたっていたため、リニューアルのポイントを大きく3つの軸で定めました。
①デバイス最適化とナビゲーション見直し、コンテンツの整理により、ユーザーにとって必要な情報にたどり着きやすい設計
②大きく掲載した画像・親しみやすいアイコンとカラーリングで、黒部ダムの魅力のさらなる訴求
③サイトの更新性を高め、すばやい情報発信を可能にする
(画面イメージはリニューアル前のサイト)
①どのようなサイトを目指すべきか、リニューアルの要件策定をアクセス解析をもとに行いました。古いコンテンツが蓄積され、サイトの構造もつぎはぎ状態だったため、アクセス解析をもとにコンテンツの重要度を決定・取捨選択し、ナビゲーションとサイトの構造も改善しました。
②画像が小さい・コンテンツ間の余白が無い・画面幅が狭いといった様々な課題があったデザインも、リニューアルにより一新しました。黒部ダムの魅力である雄大な自然が引き立つよう、メインビジュアルはPC・SPともに画面いっぱいに表示されるようにデザインし、アイコンやカラーリングで親しみやすい印象にデザインしました。
③黒部ダムで行われている様々なイベントや、新しい観光スポットについて、以前はCMSでの更新機能が無いため素早い情報発信ができていませんでした。そこで、お知らせやイベントもCMSでの更新を可能にしました。
リニューアル後3か月で、主要ページへのアクセス数が1.4倍に増加。
ナビゲーションとサイト構造が適切になったことで、サイトリンクが検索結果に表示され、ユーザーは目的のページにたどり着きやすくなりました。
また、リニューアル後のデザインについては、SNSでサイトが見やすくなった等、ご好評いただいております。
CMSにより更新性も高くなり、黒部ダムのタイムリーな情報や魅力を存分に伝えることのできるサイトになりました。