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ミスマッチを防ぐために知っておきたい、CMSを導入すべき3つの理由

Webサイト構築に関する専門知識を持たない人でも簡単に更新作業ができる「CMS(Contents Management System)」というツール。現在では世界のWebサイトの6割近くがCMSを導入している(*)というデータもあり、「入れない方が少数派」という状況でもあります。

ただし、「他社が使っているから」「流行に乗るために」「ただなんとなく」といった動機でCMSを導入してしまうと後々ミスマッチにつながってしまいます。CMSは、そのメリットと意義を理解した上で導入すべきなのです。
そこで今回は、「CMSを導入すべき3つの理由」を紹介していきます。
*W3Techsより、2020年3月時点

自社にはどれが合う?サイト種類別オススメCMS【チェックシート付き】

理由1:サイトのQCD向上のため

CMSを導入すべき第一の理由は、自社サイトのQCD(クオリティ、コスト、デリバリー)向上のためです。CMSはWebサイトの更新作業を簡易にするツールです。つまりミスの軽減と品質向上を実現し、サイトのクオリティを担保し得るものなのです。

また、基本的にCMSは“誰もが簡単に操作できる”ことを念頭に開発されています。そのため、最低限の使い方さえ覚えておけば特別な専門知識を持たない人でも更新を行えます。CMSを導入していない場合、更新作業が発生する度にhtmlの専門知識を持ったスタッフや制作会社に依頼する必要がありますが、そのステップを省略できるのでコストの削減にもつながります。そうしたコストを削減できるということは、作業スピード(=デリバリー)の短縮にもつながるのです。

このサイトQCDの向上は、残りの導入理由にもつながる基本的かつ重要なメリットと言えるでしょう。

理由2:自社での運用を可能にするため

前述のようにサイトQCDを向上させることができると、基本的な運用を自社内でまかなえるようになります。自社で運用が可能になるということは、外注費の抑制や、作業スピードアップによる人件費の抑制など、各種経費を削減につながります。さらに、更新頻度をアップも可能ですし、それによってノウハウを蓄積していけば、さらに効率的な運用方法やコンテンツ制作方法の発見にもつなげていくことができるようになるでしょう。

理由3:サイト価値向上のため

ここまでに紹介したように、CMSは更新性の向上やコスト削減などが期待できるものですが、その他にもセキュリティ向上やガバナンスの強化、あるいはSEO効果の向上や、SNS連動によるマーケティング効果の向上なども見込むことができます。つまり、「サイト価値向上」のためにというのが最大の理由でもあるのです。

CMSありきはNG

ここまで見てきたように、CMS導入は幾つものメリットをもたらし、Webサイトの価値向上を実現するものです。ただし冒頭でも述べたように、安易に「CMSありき」で導入をしてしまうと、自社に最適なCMSを選択できず、後々のミスマッチを招いてしまいます。CMS導入を考える際には、「CMSはあくまでもサイト価値向上の手段の1つ」として捉え、その上で「どのような課題を解決すべきか」からスタートしていくべきと、肝に銘じるようにしてください。

アリウープでは、これまで多くのお客様に対して最適なCMSを選定し、導入してきた実績があります。その経験を活かし、CMS選定の参考となる資料を作成しました。

数多あるCMSの中から自社に最適なCMSを選定することは簡単ではありません。
表層的な理由だけで選定してしまうと、サイト価値の向上は実現できないのです。重要なのは「課題ありき」から始めること。
本当にその選定であっていますか?「CMS選定に役立つチェックシート」 で一緒に確認してみましょう!

以下より無料でダウンロードいただけますので、ぜひ参考にしてみてください!

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監修

Kunihiko Tajima

Account Director /
Manager

CMSに関わる案件を中心に、Web業界で約10年間ディレクターに従事。アリウープでは、プレイヤーとしてPJ管理やCMS構築ディレクションを担いながら、ディレクショングループマネージャーも兼任。
オンオフはしっかりと分け、休日は娘と過ごす時間を大切にしています。