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KNOWLEDGE
2018.02.13

多言語サイトの制作フローとは?

初めて多言語サイトを制作しようとする中で「日本語サイトを制作するのとフローは違うのだろうか?」といった疑問はありませんか?実は、フローとしてはさほど大きな違いはありません。しかし多言語サイトの場合、絶対に欠かせないポイントがあるのも事実。そこで今回は、多言語サイトの制作フローについてご紹介していきます。

そもそも日本語サイトの制作フローとは?

まずは日本語サイトを制作する場合の制作フローについて説明していきます。通常、以下のような流れで制作を行っていきます。

1.ヒアリング
まずはお客様が抱えている課題や目標、想定しているターゲット、サイトにどのような役割を持たせ、ユーザーに何をしてもらいたいか、その時点で抱いているデザインイメージなどについてヒアリングを行います。ヒアリングは、その後のWebサイト制作のためにお客様と制作会社の間で共通認識を持たせるための大切な工程です。
(参考記事)
初めての打ち合わせで信頼できる制作会社を見分ける3つのチェックポイント

2.サイト分析(アクセス解析・サイト診断・競合分析)
既存サイトをリニューアルする場合、今のサイトにはどのような課題があるのかを分析します。アクセス解析ツールを用いて定量的に分析し、潜在的な課題をあぶり出していく作業と、ディレクター等が経験則からWebサイトの使いやすさを診断する作業、競合他社のWebサイトとの比較などを実施します。

これらの分析を基に、リニューアル後のあるべきサイト像を構築していきます。なお新規にWebサイトを制作する場合には、主に競合他社のWebサイトを分析し、参考にすべき点などを抽出していきます。

3.企画提案
ヒアリングとサイト分析の結果を基に、お客様のビジネスを最大化させるためのサイトコンセプトを提案します。そのコンセプトをユーザーに伝えるために必要なコンテンツや機能などサイトを構成する上で必要な要素を提示するとともに、サイト上でターゲットにどのような行動をしてもらい、最終目標を達成する上でどのようなKPIを設定していくのかといったことも定義していきます。また、制作にかかる費用やスケジュールなども提示していきます。
(参考記事)
わかったふりをしていませんか? Webマーケティング用語集「KPI」とは

4.ワイヤーフレーム制作
前項で提示したコンセプトに則り、サイト上でどのような情報をどのように扱うかを定義し、具体的なレイアウトを落とし込んでいくためにワイヤーフレームを制作します。
(参考記事)
わかったふりをしていませんか? Webマーケティング用語集 「ワイヤーフレーム」とは

5.デザイン制作
ワイヤーフレームが決定したら、次はデザイン制作へと移ります。この段階でWebサイトのカラーやビジュアル要素などを入れ込んだものを作っていきます。

6.コンテンツ制作
例えば会社紹介ページや商品紹介ページなど、Webサイトの中身となるコンテンツを制作していきます。取材をしてインタビューや写真撮影をしたり、文章を作成していくといった作業です。

本記事では便宜上コンテンツ制作とデザイン制作と分けていますが、実際の制作時にはこの2つは同時に進行することが多いです。

7.コーディング・CMS構築・システム開発
デザインが完了すると、次はWeb上にアップロードするためのhtml制作を行います。CMSや何らかのシステムを導入する場合は同時に作業を進行していきます。

8.テストアップ・本番公開
コーディング等の作業が完了すると、テストアップをして制作会社とお客様の間で確認を行い、修正・調整作業を経て本番公開を実施します。

9.集客(SEO)・運用
公開後は運用フェーズに入ります。SEO効果をアップさせて流入を図るためにはコンテンツの更新なども重要なポイントですので、しっかりと計画を練って更新を行っていきましょう。

制作会社やその案件の状況によって多少の差はありますが、通常のWebサイト制作はこのようなフローで進行をしていくことになります

多言語サイトの場合は「翻訳」と「ネイティブチェック」が追加される

多言語サイトの場合も上記の9つのフェーズはすべて行いますが、翻訳とネイティブチェックというフローがそこに追加されることになります。流れとしては以下のようになります。

1.ヒアリング
2.サイト分析(アクセス解析・サイト診断・競合分析)
3.企画提案
4.ワイヤーフレーム制作
5.デザイン制作
6.コンテンツ制作
7.翻訳
8.コーディング・CMS構築・システム開発
9.テストアップ・ネイティブチェック・本番公開
10.集客(SEO)・運用

制作したコンテンツの文章を対応する言語に翻訳する際には専用のツールを使う場合もあれば、人力で翻訳を行う場合もあります。

その言語を母語として使用するネイティブ・スピーカーが読んで不自然な点や誤りがないかをチェックするのがネイティブチェックです。同じ言語を使用していてもその国や地域によって単語や文法が異なるため、ネイティブチェックをしないとユーザーに文章の意味が伝わらなかったり、誤って認識されてしまうといったリスクがあります。

また多言語サイト制作の場合、最初のヒアリング段階でどの国をターゲットとし、どの言語を用いるか、すべてのページで多言語化を行うといったことも決定しておく必要がありますし、サイト分析の際には海外のWebサイトの調査等も実施していきます。さらに、集客方法も海外を意識した形で対応する必要があります(海外向けの集客方法についてはまた別の機会でご紹介します)。
このように、翻訳やネイティブチェックなどの工程を含めて考えると全体的な作業ボリュームは日本語サイトよりも多言語サイトの方が格段に多くなると言えるでしょう。

おわりに

弊社ソリューションの、多言語サイト構築ツール『Spoke』は35ヵ国語以上の言語に対応し、厳しいテストをクリアしたトランスレーター(翻訳者)が翻訳を行うため精度も高く、スピーディーに翻訳作業を実施できます。作業が煩雑になりがちな多言語サイト制作を支援するSpokeに興味のある方は是非お問い合わせください。