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KNOWLEDGE
2012.05.29

Googleアナリティクスでアクセスを除外する方法(IPアドレス編)

Googleアナリティクスで、自分や社内からのアクセスを収集させない方法の解説です。

前回はブラウザにインストールするアドオンを紹介しましたが、今回は特定のIPアドレスを指定して、そこからのアクセスは除外する方法を説明します。

Googleanalytics ip address1

IPアドレスとは

IPアドレスとは、

インターネットやイントラネットなどのIPネットワークに接続されたコンピュータや通信機器1台1台に割り振られた識別番号。インターネット上ではこの数値に重複があってはならないため、IPアドレスの割り当てなどの管理は各国のNIC(ネットワークインフォメーションセンター)が行っている。

こちらの解説(IT用語辞典より引用)にある通り、インターネット上で端末を識別する住所のようなものです。

IPアドレスには、固定IPアドレスと変動(動的)IPアドレスの2種類が存在し、固定IPはその名の通り毎回定まった同じアドレスでインターネットに接続するため、接続元が正確に特定できます。

一方、変動IPの場合は、接続の度に異なるIPアドレスを割り当てる形式なので、接続元の特定は難しくなってしまいます。

自分の環境が固定IPアドレスか変動IPアドレスなのかを調べたい場合は、会社ならネットワーク管理責任者に聞けばすぐに教えてくれると思います。そうでない場合は、

Current IP Check

確認くん(VIA the UGTOP)

これらのサイトにアクセスし、自分のIPアドレスを確認。ルーターを再起動してもIPアドレスが変わっていなければ固定IP、変わっていれば変動IPということになります。

Googleアナリティクスでの特定IPアドレスの除外方法

ようやく本題となりますが、ある程度の規模の組織で、組織内からのアクセスを一括で除外したい場合は、ブラウザや端末単位で対応していると設定や管理の手間が膨大になって大変です。

そういった場合は、IPアドレスを指定して、そのアドレスからのアクセスはログの集計対象に含まないように設定してしまいます。変動IPの場合は難しいですが、固定IPの場合はこれでほぼ確実に組織内からのアクセスを除外できます。

以下、Googleアナリティクスでの設定方法です。

Googleアナリティクスログイン後、ページ右上の「アナリティクス設定」をクリック。

Googleanalytics ip address2

設定画面に遷移した後、「フィルタ」のタブをクリック。

Googleanalytics ip address3

続けて「新しいフィルタ」をクリック。

Googleanalytics ip address4

ようやく具体的な設定です。
「プロファイルに新しいフィルタを作成」を選択した状態で、任意のフィルタ名を入力し、除外するトラフィックを「IPアドレスからのトラフィック」に設定。除外対象となるIPアドレスを半角数字で入力し、「保存」をクリックします。

Googleanalytics ip address5

設定が成功すれば、元の画面に戻って設定したフィルタ内容が反映されているはずです。

Googleanalytics ip address6

IPアドレスの入力ミスなどもあり得るため、上記の設定完了後は、本当に指定IPからのアクセスが収集されていないか、実際にページを閲覧して検証しておいてください。

複数のIPアドレスからのアクセスを除外する場合は、上記を繰り返し設定すればOKです。

IPアドレス指定でのアクセス除外のメリットとデメリット

今回の手法は、基本的には固定IPアドレスが引かれている環境でしか通用しません。
その他、メリット・デメリットを整理すると以下の通りになります。

メリット

・指定した固定IPからのアクセスを100%確実に除外できる
・インターネットへの接続環境さえ変わらなければ、人や端末が増えても追加設定が不要
・IPアドレスさえ分かれば全世界どこからのアクセスでも除外可能

デメリット

・同じ組織内アクセスであっても、モバイル通信からのアクセスは別IPなので除外できない
・変動IPアドレスだとあまり意味が無い
・「この端末からのアクセスだけは収集させる」といった例外設定ができない

以上、いくつかデメリットは挙げましたが、一定規模の組織からのアクセスを除外する場合は、この手法が定番ですね。
まずはIPアドレスでのアクセス除外を検討し、それが無理なら他の手法を考える、という流れが検討していけば間違いないと思います。