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サイト価値向上に欠かせない「ページ表示速度」高速化のコツ

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Webサイトにアクセスした際、ページが表示されるまでの時間を「ページ表示速度」と言います。実はこのページ表示速度は、サイトの価値を決定づける非常に重要な指標であり、可能な限り高速で表示されるようにしなくてはなりません。

そこで今回は、ページ表示速度高速化のコツをご紹介します。少々専門的な話が多いですが、「なぜページ表示速度を向上させる必要があるのか」「どんな原因によってページ表示速度が遅くなっているのか」「ページ表示速度を計測する方法」という3つの観点から解説していきます。

ページ表示速度高速化は、体験価値向上と直帰率低下のために

まずはページ表示速度を高速化すべき理由を紹介します。
高速化が必要な理由は大きく2つあります。1つ目は、ページ表示速度が遅いと検索順位が下がる可能性があるからです。古くからGoogleはPCサイトのページ表示速度を重視していましたが、2018年7月からはモバイルサイトの検索にも適用し始めました(これをスピード アップデート(Speed Update)」といいます)。ただし、表示速度が速ければ速いほど検索順位が上がるというわけではありません。Googleが実施したいのは、“極端に表示速度が遅いサイトにペナルティを与える”ことです。そもそもGoogleはサイトを評価する上で「いかにユーザーに良質な体験を提供できているか」という点を大切にしています。
ページ表示速度の遅さはユーザーにストレスを与え、体験価値を下げてしまいます。この措置は、ユーザーに低価値の体験をさせないようにするためのものなのです。

ちなみに、Googleがモバイルサイトのスピード アップデートを実施した背景には、近年のユーザー行動の変化が関係しています。かつてはインターネットを閲覧するための端末はPCが主でしたが、今やスマホで閲覧するユーザーがほとんどを占めています。日本の場合、10代〜40代の世代の人々は80%以上が、インターネットを閲覧する際に最も使うデバイスはスマホだと回答しているのです。

参考データ

もう1つの理由は、表示速度が遅いとユーザーの直帰率が高まるためです。2018年2月、Googleは以下のように、ページ表示速度と直帰率の関係を発表しました。

・表示速度が1秒から3秒に落ちると、直帰率は32%上昇

・表示速度が1秒から5秒に落ちると、直帰率は90%上昇

・表示速度が1秒から6秒に落ちると、直帰率は106%上昇

・表示速度が1秒から7秒に落ちると、直帰率は113%上昇

・表示速度が1秒から10秒に落ちると、直帰率は123%上昇

・ページの要素(テキストやタイトル、画像など)の数が400個から600個に増えると、コンバージョン率は95%下がる

参考データ

調べ物をしているとき、求める情報がありそうなサイトを見つけてもなかなかコンテンツが表示されないから離脱してしまった、という経験は誰しもが持っているでしょう。普段の生活でどれだけ辛抱強い人でも、Web検索をしているときには思いの外“短気”になってしまうのです。そうした人々を逃さないためにも、ページ表示速度の高速化は必須の対応と言えるのです。

ページ表示速度が遅くなる理由と対策

続いてページ表示速度が遅くなってしまう理由とその対策方法について紹介します。ページ表示速度が遅く原因は主に4つあるので、対策と合わせて知っておきましょう。

(1)掲載している画像の容量・形式が適切ではない

デザイン性や可読性を高めるために画像を使うのは有効な手段ですが、画像容量が大き過ぎたり、Webには適さない画像形式(.bmpや.tiffなど)で掲載したりしていると、ページの読み込みに時間が掛かってしまうことがあります。

画像が原因の場合、掲載画像数を見直したり、画像をリサイズ・圧縮して容量を下げることが最も手っ取り早い対策となります。また、デザイン性向上のために文字画像などを多用している場合には、CSSやテキストで代替することも可能です。また、JavaScriptを活用して、必要な分だけの画像を読み込む「遅延読み込み」という手法で表示速度を向上させることもできます。ただし、遅延読み込みで対応する場合には、正しく実装しないとGoogleに認識されずSEO効果が下がってしまうこともありますので、本当に必要なときに限り、かつ専門家に対応してもらうようにすべきでしょう。

(2)ブラウザのキャッシュを利用していない

次に考えられるのが、ブラウザのキャッシュを利用していないケースです。キャッシュとは、過去にアクセスしたことのあるWebサイトのデータ(一度表示した画像やCSS、Javascriptなど)をブラウザに一時的に保存しておく仕組みのことです。キャッシュを利用していないと都度サイトのデータを読み込むためその分表示速度が遅くなりますが、キャッシュを利用していれば保存したデータを使える分、表示が素早くなります。サーバ上にある「. htaccess」というファイルに有効期限等の指示を記載すると、キャッシュを利用することができます。

ただしキャッシュを有効にすると、サイトの更新が即座に反映されないケースもあるので、更新頻度が高いWebサイトの場合、運用状況なども鑑みながら実行すべきかを協議するようにしましょう。

(3)外部ファイルを読み込み過ぎている

3つ目の原因は外部ファイルを読み込み過ぎていることです。サイトの運用・更新を続けていると、広告やキャンペーンを実行する際などに新しいファイルを読み込むことがありますが、施策終了後に不要になったファイルを残したままだと、その分読み込まなければならないファイルが多くなってページ表示速度も遅くなってしまいます。そこで、定期的にソースコードを確認し、不要な外部ファイルは削除するようにしましょう。また必要なファイルであっても、不必要な記述を削除してコードの行数を圧縮していくと軽量化することができます。

(4)サーバ側の契約内容やスペックが適切でない

どれだけサイト側を改善しても表示速度が向上しない場合、回線速度やメモリ数が足らなかったり、アプリケーションのバージョンが古いなど、サーバ側に原因があるかもしれません。その場合、サーバの契約内容を見直すようにしましょう。なおその際、CDN(Content Delivery Network)などのサービスが利用できるようであれば、活用を検討してもいいでしょう。CDNとは、複数のサーバに分散してコンテンツを配置すること。ユーザーがそのコンテンツにアクセスしようとするとき、最も近いサーバに接続できるため、その分ページ表示速度を向上することができます。分散してコンテンツを配置すると、アクセスが集中したときの負荷も分散できるので、セキュリティ面の向上も見込むことができます。

ページ表示速度を計測できる3つのツール

ここまでページ表示速度が重要な理由、表示速度が遅くなる原因と対策を紹介してきました。
気になる方は、実際に自社サイトの表示速度が適切なのか否かを計測してみましょう。次のようなツールを使うと、表示速度を計測することができます。

(1)Pagespeed Insights(ページスピードインサイト)

最初に紹介するのは、Googleが提供している「Pagespeed Insights」です。対象となるWebサイトのURLを入力すると、Webサイトの表示速度を計測してくれます。スピードだけではなく、表示速度向上のためには何を改善すべきか、改善点をクリアするとどれくらいの時間短縮が見込めそうかアドバイスもくれるので、すぐにWebサイトの改修に移ることができるのも魅力のひとつです。

Pagespeed Insights(ページスピードインサイト)

(2)Test My Site(テストマイサイト)

「Test My Site」もGoogleが提供しているツールです。「Pagespeed Insights」はPCサイト、モバイルサイト両方の表示速度を計測するものでしたが、Test My Siteはスマホに特化しています。こちらのツールも修正箇所などを提案してくれますが、その他にも競合他社との比較や、表示速度の改善によって見込める効果などを計測してくれるので、Pagespeed Insightsと併用するといいでしょう。

Test My Site(テストマイサイト)

(3)Googleアナリティクス

Webサイトの効果測定を行うためのツール、Googleアナリティクスでもページ表示速度を確認することができます。閲覧できる情報は「Pagespeed Insights」と同様ですが、一つひとつURLを入力せずともサイト全体の表示速度を確認することができます。

ページ表示速度は“総合的な対応”がカギ

ここまで見てきたように、「わずか数秒のこと」とページ表示速度を軽んじてしまうと、貴重な顧客を逃したり、機会損失につながってしまうケースもあります。ページ表示速度は専門的な知識を持たなくても改善できますが、個別対応で大きな効果を得るのは難しく、俯瞰的にサイトの状況を見極めた上で総合的な対応が求められます。したがって、ページ表示速度の改善をしたいと思ったら、まずは専門家に相談するといいでしょう。

アリウープでは、画像ファイル圧縮に特化したサービスやサーバ環境の基盤から対策をする表示速度改善に特化したソリューションをご提案が可能です。

シミュレーションなども可能ですので、
サイトの表示速度に課題について、ご相談をお待ちしております。