競合分析の2つのポイント

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Webサイト内の文章やキャッチコピーを作成する際、「もっといい表現はないかな」「この文章は日本語的に正しいんだろうか」と悩むことはありませんか?
ウェブリオ株式会社が運営する「Weblio辞書」は、様々な辞書を統合したサービスです。中でもオススメなのが、約410万語の類語や同義語、関連語を検索できる「類語辞典」です。
使い方はいたって簡単。類義語・同義語・関連語を知りたい言葉を検索ボックスに入力して検索するだけ。すぐにたくさんの候補が出てきます。同じ言葉が何度も続いて文章が単調になっていると感じた際や、より良い表現を探したいときに最適です。
対義語・反対語辞典もとても役に立つので、困った際にはぜひ参考にしてみてください。
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「Weblio辞書」
「正しい日本語の文章を書くためにお手伝いするサイト」である日本語校正サポート。基本的な誤字脱字はもちろんのこと、難読文字とその言い換え例、誤用の有無など、様々なポイントをチェックしてくれます。
文章を校正する際には目視のチェックが必要ですが、どうしても抜けが出てしまうもの。そこでこうしたサイトをうまく活用していくことで、より高品質な文章を作り上げることができるでしょう。
「日本語作文作成支援システムなつめ」は、ある単語がどのように使われるのかを調べることができるサイトです。その単語の後に続く助詞は何か、どのような言葉と一緒に使われることが多いのかといったことを検索することができます。
例えば「インターネット」と入力し、「Noun(名詞)」を選択してSearchボタンを押すと、インターネットという言葉の後に続く単語などが一覧化されます。
もともとは、東京工業大学留学生センター仁科研究室グループが、留学生の日本語学習支援用に開発したシステムのため、論文で使われる単語か否かといったことも調べることができます。
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「日本語作文作成支援システムなつめ」
「日本語コロケーション辞典」は、ある単語を検索すると、青空文庫に収蔵されている約1万2,000作品の中から、用例をピックアップしてくれます。また、その単語がどのような品詞と結びつくかも表示されます。
例えば「学習」と検索すると、様々な用例が表示されるとともに、複合名詞などもピックアップしてくれます。
「分析対象が50年以上前の作品であるため、用例には古さを感じます」という注意書きがありますが、それでも十分に役立つサイトと言えるでしょう。
「帯3 日本語テキストの難易度を測る」は、入力ボックスに文章を貼り付けて「難易度を測定」ボタンをクリックすると、その文章の読みやすさ・難易度を9段階(とてもやさしい〜とてもむずかしい)、もしくは13段階(小学1年生〜大学・一般)で判定してくれます。
特にWebサイトの文章は読みやすさが肝心ですが、「難しさ」は少々主観的な部分もあります。そこでこのサイトを活用して難易度を可視化すれば、ライターなどに指示を出す際にもわかりやすくなるでしょう。
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「帯3 日本語テキストの難易度を測る」
「小学校で習う漢字 チェックツール」は、その名の通り、小学1年生〜小学6年生までの間に習っている漢字をチェックできるツールです。入力ボックスに文章を入れ、学年を選択して確認ボタンを押すと、対象学年で習っていない漢字が強調されます。
子供では読めない漢字というのは、大人になると忘れてしまうもの。このツールを使えば、適切に漢字を平仮名に変えたり、別の言葉に言い換えたりすることができるでしょう。
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「小学校で習う漢字 チェックツール」
こちらの「漢字使用率チェッカー」もその名の通り、文章内にどれだけの数・割合で漢字が使われているかをチェックすることができるサイトです。
入力ボックスに文章を入れて「漢字率を算出」ボタンをクリックすると、全体の文字数に対して何%漢字が使われているか、また文章の硬軟度合いをアドバイスしてくれます。
漢字を使いすぎると読み手に硬い印象を与え、またパッと見の印象で読みづらさを感じてしまいますので、このサイトを使って表現を調整すると、読みやすい文章を追求することができるでしょう。
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「漢字使用率チェッカー」
「キーワード出現頻度解析ツール」は、その文章の中でどのキーワードがどれだけの回数・割合で出現しているかを可視化できるサイトです。SEOを意識した文章作成の際や、競合サイトが意識しているキーワードを分析する際などに役立ちます。
公開済みのURLを入力するか、ローカルファイルをアップロードして確認する仕様のため、今現在作成している文章の参考にするのは難しいですが、新たに文章を作成する際には十分役立つサイトと言えます。
なお、「https」のサイトでは解析ができないため、こちらのサイトを利用するときには「http」でURLを入力するようにしましょう。
昨今話題になっている文章の無断転載。これを人力だけでチェックするのは至難の技ですが、この「こぴらん」を使えば、その文章がコピペされたものかどうか簡単にチェックすることができます。
入力ボックスに文章を入力してチェックボタンを押すと、類似文章の検索結果を一覧化してくれるので、検索結果から文章が剽窃したものかどうかを判別するのに役立ちます。
このようなチェックツールは、他にも有料のものや、アカウント登録の上で使用できるものなどもありますが、まずはこのサイトを使用してみてはいかがでしょう。
最後に紹介するのは、数多くのキャッチコピーを掲載している「キャッチコピー 集めました。」です。
特定の単語で検索をすると、その単語に関連した広告などのキャッチコピーが表示されます。サイト上のキャッチコピー作成や、バナーの文言作成の際に参考にすることができるでしょう。
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「キャッチコピー 集めました。」
文章上達のコツはとにかく書くことですが、ここで紹介したサイトをうまく活用していくと、より効率的に上達することができるでしょう。みなさんもぜひ使ってみてください。