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WordPressプラグイン、アリウープディレクターのオススメをご紹介

世界No1のシェアを誇るCMSである「WordPress」。このCMSが人気なのは、オープンソースであることから商用利用でも無料であることに加え、豊富なプラグイン(WordPressの機能を拡張するためのプログラム)が用意されているからです。そこで今回は、アリウープディレクターがオススメするWordPressのプラグインをご紹介します。(※インストールの際は会社の規定に従って行ってください)

まずは、サイトの更新や運営の利便性をアップしてくれるプラグインをご紹介します。

●古いファイルを置き換えられる「Enable Media Replace」

「Enable Media Replace」は同名のファイルをアップロードして、古いファイルを置き換えられるようになるプラグインです。画像ファイルを差し替える場合、通常は元の画像を削除してアップロードしなおす手間が発生しますが、このプラグインを使うと一発で別の画像に差し替えることが可能になります。日々の運用の手間を軽減してくれる、おすすめのプラグインです。


「Enable Media Replace」

●簡単にテーブルを作成できる「TablePress」

「TablePress」は、サイト中に簡単にテーブル(表)が作成できるようになるプラグインです。例えば商品やサービスの機能表や料金表など、文字だけでは伝わりづらい情報を紹介するときに便利なテーブルですが、htmlの知識がない方にとっては意外とつくるのが難しいもの。しかしこの「TablePress」を使うと、簡単にテーブルをつくれるようになるのです。CSSを使えばデザインのカスタマイズもできるので、自由に表の色を変更することも可能です。


「TablePress」

●簡単にお問い合わせフォームを作れる「Contact Form 7」

企業にとってWebからのお問い合わせを増やすことは業績に直結する重要な指標です。お問い合わせ数を増やすための施策は様々なものがありますが、その大前提として「お問い合わせフォーム」を準備しておくことが必要です。この「Contact Form 7」は、そんなお問い合わせフォームを簡単に作成できるプラグインです。項目や入力必須の有無なども簡単に設定できてしまいます。日本人の方が開発したプラグインなので、日本語のFAQページが用意されていることも嬉しいポイントです。

「Contact Form 7」

●文字を簡単に装飾できる「Tiny MCE Advanced」

特にブログ等の場合、文字ばかりになってしまうとユーザーの読了率は下がってしまう可能性があります。そこで役立つのが「Tiny MCE Advanced」です。このプラグインは、文字サイズや文字色の変更、下線の挿入、文字の背景色の変更などが簡単にできるので、読みやすさを向上することができるのです。

「Tiny MCE Advanced」

●WordPressのデータをバックアップ・復元できる「UpdraftPlus」

「UpdraftPlus」は、WordPressで制作したサイトのデータをバックアップ・復元ができるプラグインです。サイトのリニューアルなどの際に非常に便利なプラグインで、バックアップの保存先にはDropboxやGoogleクラウドなどのオンラインサービスも選べるので、利便性が高いのも特徴です。

「UpdraftPlus」

●サイト内のリンク切れを教えてくれる「Broken Link Checker」

長くサイト運営をしていると、削除したページへのリンクが残されていたり、外部リンク先のページが閉鎖していたりと、リンク切れが起こってしまうものです。リンク切れはユーザー満足度を低下させてしまう恐れもあるので、極力避けたいもの。そこで便利なのがこの「Broken Link Checker」です。このプラグインをインストールしておくと、リンク切れが起こっている際にメールで通知を受け取れるので、すぐに対応できるようになります。

「Broken Link Checker」

●セキュリティ強度を高めてくれる「Site Guard」

WordPressのセキュリティを強化することができるプラグインです。WordPressが発行するデフォルトの管理画面URLを乱数を用いたものに自動的に変更するなど、管理ページへの不正アクセスを防いだり、コメントスパムの防止にも役立つものです。


「Site Guard」

続いて、SEO効果の向上や、アクセス数のアップに貢献してくれるプラグインをご紹介します。

●XMLサイトマップを自動的に作成してくれる「Google XML Sitemaps」

SEOの効果を向上させるには、XMLサイトマップを用意し、Google Search Consoleに登録をする必要があります。XMLサイトマップとは、サイトの目次としての役割を持つサイトマップとは違い、サイト内の各ページのURLや、更新情報などをXML形式にまとめたファイルのことです。この「Google XML Sitemaps」をインストールすると、WordPress上で自動的にXMLサイトマップを作成・更新してくれるので、手動でXMLの作成・更新をする手間を省いてくれるのです。

「Google XML Sitemaps」

●記事に簡単に目次を設定できる「Table of Contents Plus」

その記事中でどのようなことが書かれているのかを表示する目次があると、ユーザーの利便性は高まり、記事の読了率もアップする可能性があります。そんな目次を簡単に挿入できるのが、この「Table of Contents Plus」です。特にブログ系のサイトにはおすすめのプラグインです。


「Table of Contents Plus」

●人気記事ランキングを簡単に作成できる「WordPress Popular Posts」

サイト中でアクセス数が多い記事を紹介する人気記事ランキング。こうした情報を用意しておくと、サイト内の回遊率が高まるので、アクセス数をアップすることができます。「WordPress Popular Posts」をインストールすると、そんな人気記事ランキングを簡単に作成することができます。こちらもブログ系のサイトにはおすすめのプラグインとなっています。


「WordPress Popular Posts」

●簡単にSEO情報を設定できる「YOAST SEO」

SEO改善に特化したプラグインです。WordPressの管理画面で、簡単にSEO情報を設定することができます。
meta title, keywords, descriptionをはじめ、SNSでシェアした際にタイトルや画像、概要文などを伝えるための「OGP」など、幅広く設定可能なので、効率のよいSEO対策が可能です。


「YOAST SEO」

最後に、サイトの表示の最適化・高速化させるのに役立つプラグインをご紹介します。

●画像を自動的に圧縮して軽量化してくれる「EWWW Image Optimizer」

サイトのデザインにおいて、画像は非常に重要なものです。しかし大きな容量の画像をアップロードしてしまうと、表示が遅くなり、ユーザーにストレスを与えてしまうことになります。それを避けるためにインストールしておきたいのが、この「EWWW Image Optimizer」です。自動的に画像容量を圧縮してくれるので、手間をかけずにユーザーストレスを軽減してくれるでしょう。

「EWWW Image Optimizer」

●ソースコードを圧縮して表示を高速化してくれる「Autoptimize」

画像だけではなく、htmlなどのソースが複雑化するとページの表示が遅くなってしまいます。そうした時に便利なのがこの「Autoptimize」です。このプラグインをインストールすると、htmlやcss、JavaScriptなどのソースコードを自動的に圧縮してくれるので、ページの表示を高速化してくれるのです。

「Autoptimize」

WordPressには、今回ご紹介した以外にも便利なプラグインが多数あります。そのサイトの特性ややりたいことに応じてプラグインを選択してみましょう。ただし、プラグインを入れすぎてしまうとサイトの表示が遅くなるなどの弊害もあるので注意するようにしましょう。

アリウープではWordPressを活用したサイト構築経験が豊富ですので、WordPressでサイトを制作したいという方はぜひ一度ご相談してみてください!

監修

Hayato Miyoshi

Account Director

建築系の大学を卒業後、数社の転職を経て、広告企画・制作会社のWeb部門に入社。大手ホールディングスのコーポレートサイト運用、BtoCサイトのオウンドメディア・デジタルサイネージ運用などを経験し、2018年10月にアリウープへ入社。趣味はハンドボールや旅行。地元八王子を愛し、年に数回は高尾山へ登ります。