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わかったふりをしていませんか? Webマーケティング用語集「KPI」とは

Webマーケティングに携わる中でイマイチ理解できない言葉が出てくること、ありませんか?しっかりとWebマーケティングに取り組んでいくためにはWebに関わる用語を学んでおくことも大切です。アリウープブログで解説をしていきますので、参考にしてみてください!

本日紹介する用語は「KPI」です。

「KPI」っていったいなに?

「このサイトの最終目標は、サイト経由の問い合わせ数を◯%アップすることなので、KPIは検索から問い合わせフォームへの流入率を◯%増加すること、問い合わせフォームの離脱率を◯%低下させることにしましょう」

このように、Web制作会社との打ち合わせの中で「KPI」という言葉が出てきたことはありませんか?「KPI」という言葉の意味を知らず、なんとなく聞き流している人も多いかもしれませんが、実はこれは、Webサイトの運営をしていく中でとても大事な言葉なのです。今回はこの「KPI」という言葉について解説していきます。

KPIとは「最終目標達成のために必要な中間的指標」のこと

KPIとは「Key Performance Indicators」の略で、日本語では「重要業績評価指標」と訳されます。なんだか小難しい印象を持つかもしれませんが、要は「最終目的を達成するために必要な、中間的な指標」と説明するとわかりやすいのではないでしょうか。

冒頭に書いた例で説明すると、サイト経由の問い合わせ数をアップするためには、そもそも問い合わせフォームまで到達する人を増やさなくてはなりません。さらに、問い合わせフォームまでたどり着いてもそこでページを離れてしまうと問い合わせ数は増加しませんので、離脱率を下げることが必要となります。

このように、最終目標である「問い合わせ数アップ」のために必要となる、「問い合わせフォームへの流入率」と「問い合わせフォームの離脱率低下」という2つがKPIとなります。

なお、最終目標のことは「KGI(Key Goal Indicator/重要目標達成指標)」といいます。

あくまでも重要なのはKGI

1つ注意しておきたいのは、KPIはあくまでも「中間的」な指標に過ぎないということです。Webサイトの運用をしていると、KPIを達成したことに喜んだものの当初設定していたほどの効果を実感できず、「このサイトはなんのためにあるんだっけ?」となってしまうことがよくあります。あくまでも最重要なのはKGIであり、KPIはKGIのためにあるものだということを忘れないようにしましょう。

KPIの設定方法などについては、また別の機会でご紹介していきたいと思います。