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公共機関のサイトに求められる高いアクセシビリティに対応CMS(WebRelease2)導入で更新負荷の削減を実現
独立行政法人国立女性教育会館

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ローンチ日
2016年12月20日
制作期間
6ヶ月
プロジェクト統括
株式会社それからデザイン様
弊社CMS担当
田島邦彦(ディレクター)

problem - 課題

高レベルのアクセシビリティへの対応

国立女性教育会館(NWEC)は、男女共同参画社会実現のための推進機関として、人材育成、調査研究、広報・情報発信、国際貢献を推進・実施するなど、様々な活動を行っています。リニューアルプロジェクト統括は株式会社それからデザイン様で、弊社はCMS実装担当として本プロジェクトに参画。CMS実装の観点から現状分析を行い、大きく2点の課題がありました。

・アクセシビリティへの対応
公共機関のサイトとして正確で迅速な情報発信と高いセキュリティはもちろん、高齢者や身体に不自由のあるユーザーもストレスなく利用できるように、一般的な企業サイトより高いレベルでのアクセシビリティを求められました。

・多くの担当者による更新を行いやすく
コンテンツ作成の担当者数が多く、多くの部署に分散しているため更新運用の方法を工夫する必要がありました。

approach - 提案

セキュアな環境に最適なCMSを搭載、アクセシビリティ等級Aに対応

現状分析から見えてきた課題と要望を実現するにあたって、CMSはWebRelease2を選定し提案を行いました。WebサーバとCMSサーバを分離、静的ページとして公開することで、セキュアで高負荷にも耐える環境を構築。万が一CMSサーバがダウンしても、情報提供を継続できるようにしました。

アクセシビリティに関しては、ウェブアクセシビリティの等級A(※)に対応。各担当者がページを作成する際に、高度な知識を必要とせず等級Aに準拠したページができるよう、CMS管理画面の設計を行いました。
※ウェブアクセシビリティ等級Aとは、JIS X 8341-3:2010「高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス」に規定される「等級A」を指しています。

result - 効果

使い勝手を考えたCMS設計でスムーズな情報公開が可能に

担当課が多く煩雑になっていた運用業務に関しては、各担当から課題をヒアリングし、ユーザー権限やテンプレートを実運用に沿って設計。
登録操作も極力わかりやすくシンプルなものにし、スムーズな更新を実現させました。研修やイベントなど速報性が求められるコンテンツもスムーズに情報公開できるようになり、更新にかかる負荷を大きく減らすことができました。

また、アクセシビリティ等級Aに対応したことで、目の不自由な方が音声読み上げソフトを使って情報を得られるなどより多くの方に利用いただけるサイトになりました。

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