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【用語解説】ページビュー数(PV数)とは
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ページビュー(page view)とは、特定のWebサイトもしくはWebページが表示されたのべ回数のこと。頭文字を取ってPV、PV数と表記されることもあります。
アクセス解析でよく使用される用語として、とくにユニークユーザー数や訪問数(セッション数)と混同されますが、ページビュー数はユーザーや訪問回数に関係なく、サイト内のページが表示されたのべ回数を積算して集計する指標となります。
参考までに例を挙げると、Aさんは昨日と今日の2回サイトに訪れて、合計10ページ閲覧。Bさんは今日だけサイトに訪れて3ページだけ閲覧。
この場合は、ユニークユーザー数は2、訪問数は3、PV数は13という計算になり、必ず「ユニークユーザー数≦訪問数≦ページビュー数」という式が成立することになります。
解説
Webサイトの媒体価値を表す一般的な指標
ページビューは、「そのWebサイトやWebページがユーザーの目に何回留まったか」と言い換えることができるため、広告収益を目的としたサイトの媒体価値を表すためによく使用される指標です。
なので、一般的には「Webサイトのアクセス数」として対外的に公表する数値は、このページビュー数であることが多いです。
ただし、Facebookに代表される会員登録型サイトなどは、登録ユーザー数、アクティブユーザー数も媒体価値に与える影響が大きいため、それらの指標を組み合わせて公表するケースもあります。
ページビュー数の目安いろいろ
アクセス解析の仕事をしていると、「ユーザーの訪問あたりのページビュー数はどれくらいが妥当か」といった質問をよく聞かれます。
例えばニュースサイトやブログなど、特定の記事を目当てにアクセスしてくる割合が多いサイトは、平均PVが1〜2程度になるケースが多いです。その一方で、ECサイトのように多くの商品を閲覧してもらう前提で設計されているサイトや、最初に会員認証を行ってからでないと目的のコンテンツに辿り着けないようなサイトだと、必然的に平均PV数は底上げされて5PV以上になるケースも多くなります。
上記をふまえ、一概に言い切れるわけではありませんが、一つの目安としては3〜5程度のPV数が基準になるかな、というのが私の感想です。
月間ページビュー数がどれくらいあれば、広告収益が期待できる?
こちらもよく聞かれる質問ですが、ブログに限って言えば以下の記事が参考になると思います。
扱うジャンルやブログの作り方によって差はあると思いますが、数万円程度のお小遣い稼ぎなら月間10万PV以上。ブログ単体で食べていけるだけの収益を上げるなら、月間100万PV近くを目指す必要がありそうです。
関連語
ユニークユーザー数
特定のWebサイトもしくはWebページに訪れた人(ユーザー)のこと。
訪問数(セッション数)
Webサイトへの訪問の回数のこと。