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【用語解説】コンバージョン率とは

コンバージョン率(conversion rate)とは、Webサイトへの訪問やユニークユーザーのうち、商品購入や会員登録などの最終成果(コンバージョン)を達成した割合のこと。
コンバージョン率、コンバージョンレート、CV率、CVR、顧客転換率などと表記されますが、すべて意味は同じです。

解説

コンバージョン率が高いほど、Webサイトの投資対効果が高い

ECサイトの場合、100件の訪問に対して5件が商品購入に辿り着いた場合、このサイトのコンバージョン率は5%となります。当然ながら数値が高い方がより多くの成果を挙げているWebサイトと評価されるので、Webサイトの効果測定において非常に重要な指標になります。

なので、理想はサイトに訪れたユーザーを全てコンバージョンに繋げることなので、100%のコンバージョン率が究極目標。1%でも0.1%でもコンバージョン率を引き上げることがWebマーケターの使命と言っても過言ではありません。

ECサイトのコンバージョン率

コンバージョンの件数や割合が最も売上に直結しやすいのはECサイトになりますが、ECサイトは通常どの程度のコンバージョン率をあげているのでしょうか。

取り扱う商品の種類や販売形態によってバラつきはありますが、以下のような記事が参考になると思います。

米オンラインショップのコンバージョン率,トップはQVCの16.3%
コンバージョン率改善に必要なこと――基本的な考えの重要性を知る
なぜ、サイトにアクセスした人のほとんどが途中であきらめてしまうのか?
最近コンバージョンレートってどれくらいなのでしょうか。

この辺のデータから整理すると、成功しているECサイトのコンバージョン率は以下の数値が目安となると思います。

AmazonやeBayなど、アメリカを中心に世界展開している最大手ECサイト:10%以上

楽天など、国内大手のショッピングポータルサイト:1%〜4%(高い店では10%超も)

独立系ECサイト:0.5%〜2.5%

どのようなサイトであっても、最低でも1%以上のコンバージョン率は欲しいところですね。

関連語

コンバージョン

Webサイトから得られる最終成果、ゴールのこと。

CPA

ROI

KPI