株式会社ガスパル様は大東建託のグループ会社として、大東建託グループの管理物件を中心にLPガスを供給してきました。2017年4月の都市ガス自由化を契機に都市ガス事業への参入を決め、そのサービス内容をわかりやすく紹介するコンテンツが必要となり、弊社へご相談をいただきました。
もともとあったコーポレートサイトはLPガスサービスを前提とした内容になっているため、それとは別に新たなブランドとして新サービスのサイトを立ち上げる方向で検討を進めました。
また、都市ガス事業への新規参入プロジェクトと並行してサイト制作をスタートした為、内容がスムーズに決まらない中で情報を整理していく必要がありました。
先方と調整を重ね、大きく2つの方針で進めていきました。
1、サービス内容がライフラインに関わるものであり、ガス漏れなど緊急時にお客様が見ることも想定されるため、スマートフォンでの閲覧にも対応したレスポンシブデザインを採用。すぐにお問合せできるよう緊急連絡先の導線を目立つ位置に設置しました。
2、既存のLPガスサービスのイメージカラーである青から脱却。新たなキーカラーとしてオレンジを採用し、サイト全体のトーン&マナーを統一しました。
さらに、メインビジュアルは、温かみと親近感が湧くコンセプトで選定しました。
今回のご担当者様は、Webサイトに関与されるのが初めてだったため、よりわかりやすく、丁寧なコミュニケーションを第一に心掛けた結果、ご担当者様の想いや要望を引き出しながらスムーズに進行できました。
サービスを利用できるのは大東建託物件の入居者に限られるため、サービス申込者数などで成果をはかりにくい部分がありますが、ガスパルご担当の方々からは、「新しいブランドを意識したデザインで新規事業のPRに繋がっています」「毎回親切に、そして明るく対応いただけたことに何度も救われました」とのお声をいただいております。
また、運用についても、マニュアル作成・レクチャーを実施し、しっかりサポートしたことで問題なく行えているなど、全体を通して非常に高い評価いただくことができました。