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効果的なタイミングでの情報公開で“ダイハツデザイン”の魅力を最大限に打ち出す「DAIHATSU DESIGN DIVISION」サイト立ち上げ
ダイハツ工業株式会社

credit

ローンチ日
2016年9月30日
制作期間
4ヵ月
弊社担当
吉川兼三朗(プロデューサー) 河田江身子(ディレクター)
URL
https://www.daihatsu.com/jp/design/

problem - 課題

「“ダイハツデザイン”を身近に感じて欲しい」 想いを伝えるサイトをゼロから作る

「世界中の人々に愛されるスモールカーづくり」を使命と考え、事業展開しているダイハツ工業株式会社様(以下ダイハツ)は、当時トヨタ自動車の完全子会社化という大きな変革期を迎えていました。

競合他社はデザイン部単体のサイトがあり、デザイナーを採用するためのコンテンツを多数公開していたのに対し、ダイハツのサイトにはデザイン関連のコンテンツがほとんどありませんでした。
人材確保に重要なインターンシップ募集の簡易ページは開設されていたものの、公開タイミングのズレなどの要因が重なりアクセスはそれほど多くなく、学生や求職者に対してのアピールが十分にできていませんでした。

「ターゲットに向けて情報発信できる場所」を作ることがまず1番の課題であり、さらにダイハツデザインの魅力をどう伝えるか、この点の検討が重要でした。

approach - 提案

目的・ターゲットを明文化。 効果的なタイミングでのフェーズ別公開

まずは、プロジェクトメンバー全員でディスカッションを重ね、課題や想いを共有することからはじめました。出てきたアイデアに対し、目的を達成できるコンテンツになっているか?学生の視点に立った情報発信ができているか?などを慎重に精査し、決まったことは文章にまとめ共有しました。

座談会やインタビュー記事など、取材や撮影が必要なコンテンツに関しては実施できる環境を整えていきました。

また、トヨタ自動車の完全子会社化という大きな転機に伴い、ダイハツのブランドイメージをより強化すべく、ベストなタイミングでWebサイトを立ち上げる必要がありました。

サイト構築の全工程終了を待って公開すると機会損失の可能性があった為、ブランディングの観点からコンテンツ毎に露出するタイミングを戦略的に設定。

世の中の関心が高まっている時期や就職活動のシーズンに照準を合わせて、順次公開するスケジュール提案を行いました。

result - 効果

中途採用の応募者数増加・社員の士気も向上

ダイハツデザインの魅力を各コンテンツに落とし込み、効果的なタイミングで公開した結果、「中途採用の応募者数が急増したことで手ごたえを感じた」と評価いただきました。

「DESIGN WORKS」というコンテンツでは、写真構成の検討などに現場の社員が参加して作り上げたこともあり、公開後自主的にSNSでシェアしてくださる方もいらっしゃいました。

「励みになる」「ダイハツデザインの仕事に携われる自分に誇りを持てた」などサイトの新規立ち上げによって、部内の士気が高まったとの声をいただきました。

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