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ビジネスを意識し一緒に考えてくれる“提案型”のWeb制作会社

株式会社 大新社

ファッションコーディネート情報をもっと手軽に

大新社の事業内容について教えてください。

村上:関西を中心に折込求人紙や地域密着型フリーペーパーの発行をメインで行っています。折込求人紙の「ディースター」のほか、女性向け情報誌「Pretty」、大阪北部エリア、池田・箕面・豊中北部の地域みっちゃく生活情報誌の「クレハ」「みーの!」「oh-まちかね」などです。最近は駅への設置や折込広告での配布以外に、各家庭へ直接届けることにも力を入れてます。

今回ご対談いただいた「bo-té」ご担当の村上様(左)と押谷様(右)

Web展開の現状は?

村上:折込求人紙の「ディースター」のWeb版を「ディーナビ」 という名称でWebで運営しています。名前を変えているのは、WebはWebの特性を活かして独自で力を入れていこうという想いの表れでもあります。
2015年末には「ディーナビ」のスマートフォンアプリを全面リニューアルするなど新しい取り組みも進めています。

女性向けのコーディネート情報を発信している『bo-té(ボーテ)』

Webの取り組みの一つが、ご相談いただいたファッション系新メディアの立ち上げだったのですね。

押谷:「Pretty」で女性向けにサロン情報・トレンド情報などを発信していましたが、ファッション関係は扱っていませんでした。新たなジャンルに挑戦し、新しい風を入れ読者層を拡大したいとの想いがありました。
「きれいだな、かっこいいな」と思うファッション誌はたくさんありますが、なかなか手が届かなかったりもします。実生活に採り入れやすいファッションコーディネート情報をWebで手軽に見てもらえたら、という想いもあり『bo-té(ボーテ)』のアイデアを膨らませていきました。

説得力のある提案がプロジェクト進行をサポート

アリウープはパートナー企業様からのご紹介と聞いています。

村上:これまで紙媒体の焼き直し的なWebサイトは自社でやってきましたが、「独立したWebメディアを立ち上げよう。ましてやそこからビジネスを展開していこう」というところにおいては経験がありませんでした。
結果が必要な独自メディアを作るにあたり、オーダーしたものを忠実に作って納品するという会社ではなく「意識高く、一緒になってビジネスも含めて考えくれる“提案型”のWeb制作会社」が必要でした。そこで、とあるパートナー企業に相談したところ最初に紹介いただいたのがアリウープでした。

実際にプロジェクトが始まってからの印象は?

村上:河野さん(アリウープ代表)の最初の提案資料があるんですが、とにかく数字が具体的で細やか。ビジネスをはじめるにあたりマネタイズするためのいろんな方法があること、KPIの目標設定の仕方、セッション数目標、理想的な滞在時間の目安とか。その資料、私今でも手元に置いてよく見るんです。数字の見方がすごくわかりやすくて目標値も明確で参考にしています。まさに求めていたことでしたね。

押谷:企画からすべてを考えないといけなかったので私自身かなり大変だったのですが、悩みながら手探りで進めている時に色々なところからデータを集めてまとめたすごく分厚い資料をお持ちいただいて「わ、すごいな!」と(笑)。

弊社担当ディレクター池田(左)、吉川(右)

試行錯誤のなかから人気コンテンツが誕生

公開後の運用サポートではどんな効果を感じていますか?

押谷:アクセス解析のレポートを定期的にいただくのですが、内容がすごく明確で手も打ちやすく助かっています。開発の時に事前にいただく設計資料もとても詳細でわかりやすくて。私自身、こういったメディアの立ち上げや運用を任せられるというのは初めての経験なので、しっかりサポートしてもらえて本当によかったと思っています。

村上:ディレクターの池田さんからは、女性目線でコンテンツがこれでいいのかどうか、面白いのかどうかの意見ももらっています。「良いですよ」だけだとそれで満足して終わってしまう可能性もありますし、忌憚無い意見をいただけるところが助かっています。

池田:「bo-té」は働く女性がターゲットなので、まさに私自身なんですよね。とても楽しんで取組んでいます。

「bo-té」の人気コンテンツとなった『魁!! ASAMI塾』

社内の反響はどうでしょう?

押谷:最近、特に『魁!! ASAMI塾』を始めてからは、社内で呼び止められ感想をもらうことが増えてきました。「今日の記事がすごく面白かった」「この前の記事を参考にして今日はコーディネートをしてきた」などの周囲の反応を楽しんでいます。

吉川:このコンテンツはもともと「関西弁を出したら面白いんじゃないか」というアイデアから始まりましたよね。

池田: ASAMI塾、私もかなり読み込んでいます 。弊社のスタッフもついつい読んでしまうと(笑)。

押谷:公開当初は今のように感想を言ってもらえることはあまり多くなかったのですが、読みもの・コンテンツが増えてくると感想を言ってくれる仲間が増えてきて、うれしいですね。

ーアリウープに期待するところをぜひお聞かせください。

押谷:Webメディアとして向上させていくために「こういうことをしたらどうか」「ソーシャルでユーザーと絡んでいきましょう」などの提案をいただいています。そこからもっとユーザーと接点を広げていこう、と。これからも戦略・戦術的なところの提案を期待しています。

村上:一緒に実績を作っていきたいですね。コンシューマー向けWebメディアでビジネスとして成功するのはなかなか難しいことですが、御社も一緒になって成功実績を作っていければ。
そのために、これからもより近い立場でサポートしてもらいたいですし、「トライ・アンド・エラー」で一緒にチャレンジできたらな、と思います。

インタビューを終えて

公開後も機能拡張やコンテンツの追加など進化を続けている「bo-té」。これからも共に作りあげていくという意識でサポートさせていただきたいと思います。 インタビューのご協力ありがとうございました。

インタビュー実施日:2016年1月8日
bo-té(ボーテ)公式サイト
http://bo-te.jp/

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