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わかったふりをしていませんか? Webマーケティング用語集 「ロードマップ」とは

Webマーケティングに携わる中でイマイチ理解できない言葉が出てくること、ありませんか?しっかりとWebマーケティングに取り組んでいくためにはWebに関わる用語を学んでおくことも大切です。アリウープブログで解説をしていきますので、参考にしてみてください!

本日紹介する用語は「ロードマップ」です。

「ロードマップ」とはWebサイトがゴールに到達するまでの地図

何も知らずに「ロードマップ」と聞くと「地図のこと?」と思われるかもしれません。この用語を端的に説明すると「(ビジネスにおける)目標に向けて、どのような過程をたどっていくか」ということをまとめた図表のことです。

日本語では「行程表」と言われます。同音かつ近い意味を持つ「工程表」という言葉もありますが、こちらは「あるものを作るための手順や作業予定」を記載するものであり、どちらかと言うとスケジュール管理などのために用いられるものです。一方で行程表(=ロードマップ)は、工程表よりも高い視点に立って作られるものであり、Webマーケティングの現場においては「サイトがゴールに到達するまでに、途中でどのような施策を実施しながら進んでいくか」ということを記します。

Webだけではなく、あらゆるビジネスを立ち上げるとき、あらかじめロードマップを策定しておくことはとても大切なことだと言えます。

ロードマップはメンバーの意思統一にも効果的

ロードマップには「何を」「いつまでに」「どうやって」達成するかということを記します。例えば「自社のブランド価値を向上させるためにWebサイトをリニューアルする」というプロジェクトの場合、「最初の1年間でWeb広告やSNSを活用して新規ユーザー○%アップ」「2年目はコンテンツの充実を図り、新規ユーザーの○%を定着化させる」「各種施策を継続し、3年目で自社サイトのユニークユーザー数を○%向上させる」といったことなどが記載されることになります。

多くの場合、まずは最終目標(上記の例で言うと「ブランド価値向上」)を定め、そこから逆算して、最終目標達成のためにはどのような中間目標が必要か、その中間目標を達成するためにはどんな手法が適しているのかといったことを考えながらロードマップを作成していきます。

未来予想図として道筋を明確化することで「なぜ今この施策に取り組んでいるのか」「この施策はどのようなことにつながるのか」ということが理解しやすくなります。つまりプロジェクトに関わるメンバーの意思を統一するためにも効果的なのです。

なお、Webの現場においては、ロードマップは適宜修正していっても構わないものであると、私たちは考えています。Webの世界は技術や流行の移り変わりがとても激しいものであり、今日最新の技術が、1年後には時代遅れになっているということも多々あるものです。そのため、常に時流に目を光らせることが大切です。ただし、ロードマップを修正する場合は、できる限り最終目標は変更せず、また、必ずプロジェクトメンバーの合意を得る必要があると言えます。

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