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情報の丁寧な再設計により、ブランドが伝わり共感されるサイトへ「ChuChuブランドサイトリニューアル」
ジェクス株式会社

credit

ローンチ日
2020年9月1日
制作期間
3ヵ月
弊社担当
中村 みなみ(アカウントディレクター)  藤永 純一郎(プロダクトディレクター) 間嶋 加奈子(マーケティングディレクター)
URL
https://chuchubaby.jp/

problem - 課題

ブランドとしての想いや価値が伝わる、共感できるサイトへ

ChuChuは1973年から哺乳瓶を中心とした赤ちゃん用品を製造、販売されているジェクス様の老舗育児用品ブランド。部分改修を繰り返していたため、サイト内は複雑な構造で、ブランドとしての統一感がない状態でした。
ママはもちろん、パパや祖父母、そして社会にもひろく共感してもらえるブランドとして育てていくことを目指す中で、サイトの全体改修を検討していたところ、弊社へご相談いただきました。

また、サイトを有効活用するために、制作だけでなく、マーケティングや解析なども行いながら、サイトの集客力を拡大させていきたいという希望があるものの、何から始めて良いのかわからないというお悩みもお持ちでした。

改修内容検討にあたり、まずは現状のアクセス傾向を解析したところ、
・サイト内の回遊性に、課題が山積
・アクセスの8割以上を占めるスマホで、閲覧しづらい
・HTMLの構造の問題により、検索経由での集客力が弱い状態

など多くの課題により、サイト来訪者にとってはただ”知りたい情報を得るだけ”の情報サイトになっていました。

approach - 提案

細部まで丁寧に情報を再設計し、ブランドの価値を訴求

育児用品ブランドとして、忙しいママやパパに役立ち共感してもらうための施策として、

・情報を再度整理し、ページ同士の結びつきを強化させる
・製品詳細ページを起点に回遊率を高められるよう、ページ内の構造を見直す

など、細部まで丁寧に情報を再設計していくことをご提案。
ブランドの想いを伝えながら商品への理解を深めてもらうためには、この「丁寧さ」こそが重要だと考えました。

その上で、アクセスの8割以上を占めているスマホでの閲覧もより重視していくために、わかりやすく、操作しやすい、無駄のないサイトを作っていく方針で改修を進めることになりました。

さらに集客力を強化するための基本的なSEO対策をいくつか取り入れ、サイト内で使用する主要なキーワードの選定もあわせて実施。
特に商品のカテゴライズについては、商品名とは直結させず、「ChuChuをまだ知らないユーザーでも検索されやすいキーワード」を意識してラベリングしています。

また、すでにサイトにはWordPressが導入されていましたが、社内で運用しづらい状態になっていたため、Webの専門知識がなくても扱いやすいよう、カスタマイズして再構築。
自由にレイアウトできる部分、統一感をもたせる部分を意識しながらCMSを設計することで、ブランド力を保ちながらも柔軟にコンテンツを追加できることも実現していきました。

result - 効果

既存ページの見直しで自然検索流入数増。コンテンツ拡充でさらに愛されるブランドへ

既存コンテンツの改修が中心でしたが、コンテンツの結びつき強化やページ単位での構造見直しの結果により、改修後3ヶ月頃から来訪ユーザー数が徐々に増加。一般的な育児系キーワードでも検索で上位表示され、オーガニック検索経由の来訪ユーザー数は40%増加となりました。

今回のサイト改修にて、「育児研究室」をはじめとしたジェクス様にて制作されている記事コンテンツを掲載するためのページも拡充。今後も継続的にコンテンツを追加いただくことで、ブランド力と集客力が強化され、さらに広い層にファンが増えていくことが期待されます。

改修後はサイトの運用だけでなく、アクセスレポートによる定期的なサイト解析や広告運用も組み合わせた集客強化などもおまかせいただいており、これからも中長期の視点を持ちながらサイト改善を継続的にお手伝いしてまいります。

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