スマートフォン対応が未整備でモバイルユーザーのユーザビリティが低下しており、同時にデザインの老朽化が見られました。
また、CMSの導入範囲が一部に限られていたため、運用担当者様の作業負荷が高く、即時性のある更新もできていない状況でした。さらに、サイト全面改修を限られたスケジュールで完了させる必要があり、プロジェクトの制約となっていました。
PowerCMSのリプレースによって全ページをCMS適用範囲として、コンテンツ更新作業の効率化を図りました。サイト設計においてはレスポンシブデザインを採用し、スマートフォンやタブレットからの閲覧を最適化しました。
既存サイトの大まな構造は維持しつつ改修対象を優先順位付けして開発工数を圧縮し、約4ヵ月の短期間でフルリニューアルを実現しました。
既存ページの棚卸しを行い、更新頻度やターゲット属性を基に必要な情報・機能を検討しました。PowerCMSのテンプレートは運用担当者様が迷わず使えるように入力項目を最適化し、よく使う要素をあらかじめ用意して編集フローをスムーズにしました。そのうえでマルチデバイスの視点でUIを設計し、主要コンテンツへのアクセス性を向上させています。