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KNOWLEDGE
2018.09.21

こんなに違う!Webサイトの流行今昔

現代は、企業や個人がWebサイトを持つことが当たり前となった時代です。しかし、Webサイトを取り巻くトレンドは常に進化し続けており、かつてのWebサイトと今のWebサイトは、同じものではありません。そこに掛かる期待や役割、見せ方など、多くの違いがあるのです。

そこで今回は、幾つかの観点から「Webサイトの流行今昔」を見ていきましょう。自分の関わるWebサイトが“古き良きWebサイト”になっていないか、チェックしてみてください。

今昔(1) 画面サイズの変化に伴うレイアウト・デザインの変化

昔のパソコンの画面サイズは今のものよりも小さく、「1024px × 768px」が主流でした。この狭い横幅の中でどうやって情報を伝えていくべきか、WebディレクターやWebデザイナーは大いに苦心していました。その結果、かつてのWebサイトのレイアウト・デザインは、画像を小さく扱い、余白も少なく、文字で情報を伝えていくものが多くありました。

そうした状況に変化が生じたのは2010年前後のことでしょうか。その頃からパソコンの画面サイズは「1280px × 1024px」が主流となっていき、それに伴いWebサイトのレイアウト・デザインにも変化が生じます。画面を横幅いっぱい活用し、大きくインパクトのあるビジュアルで、企業やサービスの強み・特徴・想いなどを伝えるようになっていったのです。

こうしたレイアウト・デザインの変化は、情報設計の考え方にも変化を与えていきました。例えば、かつては「如何にファーストビューに重要な情報をまとめるか」が、サイト設計における重要なポイントでした。画面サイズが狭いと、その分情報は縦に連なっていき、長いWebサイトになっていきます。ユーザーはスクロールすることを嫌うと考えられていたため、Webサイトを訪れたときに最初に目に入る位置に重要な情報を掲載すべきであると考えられていたのです。

もちろんファーストビューは重要なエリアですが、画面いっぱい活用したレイアウト・デザインが可能になり、インパクトのあるビジュアルが容易に扱えるようになると、ファーストビューは「発信者側が伝えたい情報を掲載するエリア」というよりも、「ユーザーの興味を惹くためのエリア」として考えられるようになってきたのです。

このように、画面サイズの変化は、単純な見た目だけではなく、情報の扱い方にも影響を与えているのです。

今昔(2) 表現方法の変化

動画や音声などを用いたリッチな表現をWebサイトに掲載する場合、かつてはFlashを利用するのが一般的でした。1990年代後半に登場したFlashは一世を風靡し、数多くの企業サイトが自社の特徴や強みなどをアピールするために用いていましたし、数々のFlashクリエイターも登場し、賑わいを見せていました。そんな一時代を築いたFlashも、セキュリティや利便性の問題があり、次第に廃れていきました。Flashの開発元であるAdobe社も、2020年末のFlash終了を明言しています。

Flashが流行した要因の一つに、かつては社会的に通信環境が貧弱だったことがあります。その中で大きな容量の動画コンテンツをWebサイトに掲載すると、ユーザーに不利益を与える可能性があったのです。しかし現在では通信環境が大幅に進化し、動画コンテンツを掲載してもユーザーに不利益を与えないようになりましたし、HTML5などの技術の登場によってリッチな表現をより安全に、簡単に掲載できるようになっていったのです。

今昔(3) コンテンツのあり方の変化

ホームページに掲載されている情報(=コンテンツ)も、昔と今では変化してきています。それは、上述したようなリッチな表現が容易になったということではなく、より根本的な「情報のあり方」に関する変化です。

かつてWebサイトに掲載されていた情報は、「企業(発信者側)がユーザーに伝えたい情報」でした。伝えたい情報を伝えるということ自体は今も変わりありませんが、昔の場合は「情報が伝わりさえすればOK」というところで止まっていましたし、ある種、一方通行のものでした。

しかし現代のWebサイトのコンテンツは、そのコンテンツを見たことでユーザーの行動を変化させたり、Webサイト上で良質な体験をユーザーに与えるという、もう一歩進んだ役割が求められるようになっているのです。そのため、単にカタログ的な情報を掲載するのではなく、より商品やサービスに込めた想いや、背景にあるストーリーなどを表現することが重要視されるようになって来ていると言えるでしょう。

今昔(4) ユーザーとのコミュニケーションの変化

Webサイトを介した企業(発信者)とユーザーのコミュニケーションのあり方も変化してきています。

かつてはWebサイトを通じてユーザーからの意見や質問を受け付けるには、掲示板やお問い合わせフォームを活用する方法が一般的でした。

現在もそれらの方法は生きていますし、特にお問い合わせフォームはマーケティング的にも重要なツールであり続けていますが、近年はよりスピーディーに、より多様な形でコミュニケーションが取れるようになっています。例えばTwitterなどのSNSを用いてダイレクトなコミュニケーションができるようになっていますし、チャットボットなどのAI技術を用いて、24時間365日、人間の負担を減らしながらも、いつでもユーザーとのコミュニケーションが取れるようになって来ているのです。

今回ご紹介した変化はごく一部のものです。これ以外にもWebサイトを取り巻くトレンドは今この時も変化を続けています。もしも自社のWebサイトがトレンドに乗り遅れていると感じる場合には是非ご相談ください。日々Webのトレンドを追い続けている私たちがお手伝いをしていきます!