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サイト制作に使えるフリー素材サイトおすすめ10選

Webサイトの制作に写真や動画、イラストといった「素材」は欠かせないものです。しかし、デザイン使用に耐えうる写真や動画、イラストを自分で制作するのはなかなか難しいものですし、かと言って全て高額の素材を購入する予算もないというケースも往々にしてあるでしょう。そうしたときに役立つのがフリーの素材サイトです。
世の中にはいくつものフリー素材サイトが存在しており、商用利用が可能なサイトもあります。
そこで今回は、商用利用が可能なフリーの素材サイトまとめをご紹介します。

1. 写真AC

人物写真を始め、風景や建物、雑貨や季節など、様々なカテゴリを持つフリー写真のダウンロードサイト「写真AC」。個人はもちろんのこと、企業の商用利用もOKとあり、多くのクリエイターに利用されているサイトです。

利用には無料の会員登録が必要で、会員登録をすれば基本的に1日10点までのダウンロードが可能となります。さらに、月額976円のプレミアム会員登録をすればダウンロード数は無制限になりますし、その他にも特典がつきます。

この写真ACの運営元企業は、無料でイラストをダウンロードできる「イラストAC」「シルエットAC」、フリーフォントをダウンロードできる「フォントAC」、年賀状素材がダウンロードできる「年賀状AC」、地図素材をダウンロードできる「地図AC」といったサイトも展開しているので、それぞれもチェックしてみるといいでしょう。


「写真AC」

2. ぱくたそ

会員登録不要で高解像度な写真素材を数多くダウンロードできる「ぱくたそ」。こちらも、利用規約を守った上で商用利用することが可能です。

人物写真が中心ですが、特徴はユニークなテーマの写真が多いこと。従来の素材サイトとは違ったトーンの写真を使いたいときは、このぱくたそで写真を探してみるといいでしょう。また、様々な企業や自治体等とのコラボ企画も実施しているので、眺めるだけでも楽しい素材サイトだと言えます。


「ぱくたそ」

3. pro.foto

出版業界や広告業界などで活躍しているプロのカメラマンが撮影した高解像度の写真を無料でダウンロードできる「pro.foto」。これは「.foto project(ドットフォトプロジェクト)」というプロジェクトのひとつで、その他にも女性モデルの写真が充実している「model.foto」、料理写真が豊富な「food.foto」、CG素材をダウンロードできる「CG.foto」、そして世界中の5000万点以上の写真を198円から購入出来る「stock.foto」などを展開しています。

プロカメラマンが撮影した写真だけあり、いずれもクオリティが高いのが特徴です。また、他の素材サイトにはあまりない「スポーツ・レジャー」カテゴリが充実しているのもポイントです。


「pro.foto」

4. Pixabay

「Pixabay」は、世界中のカメラマンがパブリックドメインの写真を登録しているサイトです。ダウンロードした写真は商用利用が可能で、クレジット等の記載も必要ありません。

日本だけではなく、海外の人々や世界の風景が多く登録されているので、観光情報を発信していくサイトなどにおすすめです。また、他のサイトと比較すると芸術的な写真が多く取り揃えられているので、「一味違った写真でデザインを作りたい」という方にとっても一見の価値があると言えるでしょう。


「Pixabay」

5. busitry-photo

「busitry-photo」は、人物写真に特化したフリー素材サイトです。やはり商用利用が可能で、クレジット表記の必要もありません。

利用には無料の会員登録が必要ですが、フリーと謳っていても人物写真は有料という素材サイトは少なくないので、登録して損はないでしょう。なお、Web媒体以外ので使用は禁止されているので注意しましょう。


「 busitry-photo」

6. PHOTO STOCKER

風景写真に特化したフリー素材サイトが、この「PHOTO STOCKER」です。季節別、時間帯別などのカテゴリに分けられています。テクスチャ素材なども配布しているので、デザイナーの方にも必見です。

こちらも商用利用が自由で、クレジット記載の必要もありません。


「PHOTO STOCKER」

7. Love Free Photo

「Love Free Photo」も商用利用可能なフリー素材サイトです。東京を中心に、日本各地、あるいは海外の風景写真が充実しています。

なお著作権はフリーですが、被写体の権利はサイトが保証しているわけではないので、使用に際してはその点を考慮しておきましょう。


「Love Free Photo」

8. 動画素材.com

ここまでは写真の素材サイトを紹介してきましたが、動画素材もフリーで利用できるところがあります。そのひとつが「動画素材.com」です。ロイヤリティフリーで商用利用可能な動画素材をダウンロードすることができます。

特に風景素材が多く、様々な用途に使い易い動画を取り揃えているので、動画制作に取り組む際には必見と言えるでしょう。


「動画素材.com」

9. いらすとや

今や数多くの個人、企業、組織が活用している「いらすとや」。Web業界においても、多くのサイトで活用されています。オーソドックスなイラストから、ユニークなイラストまで数多く登録されており、幅広いシーンで活用することができます。

なお商用利用の場合は、1つの制作物(1つのサイト)につき20点までという制限があるので注意しておくべきでしょう。


「いらすとや」

10. Silhouette Design

最後に紹介するのは「Silhouette Design」です。
Webデザインやワイヤーフレーム、プレゼン資料の作成などに使えるシルエットイラストが数多く掲載されているサイトです。

aiデータでしかダウンロードできませんが、無料で活用できますし、様々なジャンルのシルエットイラストがありますので、デザイナーの方に役立つことは間違いありません。


「Silhouette Design」

フリー素材を活用する上で注意したいこと

このように、世の中にはとても便利なフリー素材サイトがいくつもあります。こうしたものを活用しながら、よりよいデザインを作っていくといいでしょう。

ただ、フリー素材サイトを活用する上で注意をすべき点もあります。それは、特に写真や動画の素材サイトの場合、著作権はフリーであっても、サイトによっては被写体の権利まではカバーされていない場合もあるという点です。例えば風景写真であっても、そこに人物が特定できる形で写り込んでいるときなどは要注意です。被写体本人からのクレームなどが発生する可能性もあります。そのため、そうした写真は使用しない方がよいでしょう。

”フリー素材サイト”とはいえ、すべてがフリーダムなわけではありません。そのサイトごとにルールが定められているので、利用に際してはそのサイトの規約を全て読み込んでおきましょう。

そして、費用をかけても自社でオリジナルの素材を作り込み、しっかり作成する箇所と、フリー素材を使う箇所・・・メリハリをつけて使い分けることも大切ですね。