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KNOWLEDGE
2017.12.05

2020年で終わりじゃない!“未来に向けて”Webサイトの多言語対応を!

2020年東京オリンピック・パラリンピックまであと3年を切りました。どのようなドラマが巻き起こるのか今から楽しみなところではありますが、Webサイトの制作をしていると「2020年に向けて、今のうちにWebサイトを多言語対応しておくべき!」という意見をよく目にします。2020年には海外から多くの人が日本を訪れることになるのでそうした意見を発信するのは当然ですが、「2020年に向けて」というのは少し違うのではないかと感じています。
それは「“2021年以降”に向けてこそ、多言語対応が必要」だと考えているからです。
・・・ということで今回は、なぜ“2021年以降”に向けて多言語対応が必要かということについて書いていきたいと思います。

訪日外国人数は2020年以降も増加予測に

ここ数年、多くの地域で訪日外国人の姿を目にするようになっています。多くのメディアで報じられているように訪日外国人数は年々増加しており、2010年には約861万人だった訪日外国人数が、2016年には約2400万人に到達しています。この増加の背景には、主要な訪日客であるアジア各国の経済的な成長や格安航空会社(LCC)の隆盛、日本と海外諸国との間でビザが緩和されていること、そして官民一体となったさまざまなキャンペーンを実施して日本への注目度が増していることなどが理由となっています。

こうした訪日外国人数の急増を受けて、2016年3月、日本政府は「2020年に訪日外国人2000万人到達」という当初の目標を「2020年に訪日外国人4000万人達成」に上方修正しました。この目標が達成できるかどうかはわかりませんが、ここ数年の成長率や2020年にオリンピック・パラリンピックが開催されることを考えると、現実的な数字であることは間違いないでしょう。

では2021年以降、この訪日外国人の数はどうなっていくのでしょうか。まず政府は2030年の訪日外国人を「6000万人」に増やすことを目標としています。政府としては「オリンピック後も訪日外国人は増加する」と見込んでいるわけです。実際、1996年のアトランタオリンピック以降、開催国のほとんどで訪日外国人が増加しています(※1)。オリンピック・パラリンピックという世界的なイベントによって、その開催地、開催国のことを知り、実際にその場所へ行ってみたいと思う人が大勢いることが、オリンピック・パラリンピック後の増加の理由であると考えられます。
(※1参考:過去のオリンピック・パラリンピックにおける観光の状況|観光庁

訪日外国人を呼び込むことが日本の持続的発展につながる

ここで気になるのが、なぜこうまでして日本は訪日外国人を増やそうとしているのかということではないでしょうか。それは日本が抱える高齢化社会と大きな関係があります。

これも多くのメディアで報じられているように、現在日本の人口は年々減少しており、現在の約1億2000万人から2040年には約1億1300万人に、生産年齢(15〜64歳)人口は約7700万人から約6000万人にまでなると予測されています(※2)。
(※2参考:日本の将来推計人口(平成29年推計)|国立社会保障・人口問題研究所

生産年齢人口が減少するということは、自治体や企業の収入が減少することを意味します。そうした状況下で自治体や企業が持続的に発展をしていくためには、訪日外国人を呼び込み、外貨を獲得していくことが最も理に適っている、というわけなのです。

こうしたことからもわかるように、企業は「2020年だけ」を見て外国人向けの対応をするのではなく、「2020年」をきっかけとして捉え、「2021年以降」を見据えて外国人向け対応をしていく必要があるのです。

「訪日外国人=観光客」ではないからこそ、多くの企業が多言語対応を

ここまで読んで「自分たちの企業は観光とは関係のない業種だから、別に外国人対応をしなくてもいいだろう」と感じる方もいるかもしれません。しかし「訪日外国人数」というのは観光客だけを指しているのではなく、ビジネスやそれ以外の目的で日本を訪れる外国人も含んだ数字であり、2016年は「観光・レジャー」以外の目的で日本を訪れた外国人の割合は27.3%に及びます(※3)。これは個別の取引先との商談も含みますが、それ以外にも、何らかの展示会などを訪れる人も含まれています。
(※3参考:日訪日外国人の消費動向(平成28年度版)|観光庁

例えばあなたの会社が展示会に出展し、そこに外国人の方が訪れて興味を持ったとしても、Webサイトが日本語しか用意されていない場合、大きなビジネスチャンスを逃すことになりかねません。つまり、これまで外国を見ていなかった企業やBtoB企業であっても、今後の訪日外国人増加を見据えてWebサイトの多言語対応をしておくことが、自社の成長にとって重要なことなのです。

海外とのビジネスに経験がない場合は多言語対応に対して難しいイメージを持つかもしれません。たしかに日本語サイトの制作よりも注意すべきことはありますが、ポイントさえ掴めば無理難題というわけではありません。

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